当協会では、2014 年度に「日弁連法律事務職員能力認定制度」に基づく基本研修テキストを発行いたしましたが、応用研修7科目のテキストにつきましても、2015 年度よりテーマごとに分冊で順次刊行することとなっています。本書は、既刊の「応用研修テキスト1」及び「応用研修テキスト2」に続く第3弾で、能力認定制度応用研修「破産管財」のテキストとして編集され、破産管財業務全般について解説しております。
本年度の日弁連研修の順番では、応用研修テーマの3番目ですが、日弁連の研修講義要項の順序で「応用研修テキスト4」として刊行しました(なお、「応用研修テキスト3」は、2016 年度の研修にあわせて続刊の予定です)。
本シリーズでは、基本研修テキスト同様、日弁連の講義要項に沿って解説をし、根拠となる条文を引用するなど、日弁連能力認定制度の研修や試験の参考図書として作成しておりますが、同時に事務職員の実務に直接役立つことを念頭に置き、Q&A の形式で疑問に答えつつ、使用頻度の高い書式や実務的な注意点を掲載しております。
日弁連能力認定研修の受講者はもちろん、受講していない法律事務職員の皆様にも、独立した実務書としてご活用いただけることと思います。書籍イメージ 法律事務職員応用研修テキスト 4
編著 日本弁護士補助職協会「研修テキスト編集委員会」
監修 弁護士 秋山 清人 弁護士 石井 誠
判型 A5版160ページ
発売年 2016年2月15日
定価 1350円(税込) 目次
第1 破産管財人の役割と業務の概要
第2 破産管財人就任前後の事務
第3 財産の換価・回収手続
第4 債権調査手続
第5 債権者集会
第6 配当手続
第7 異時廃止(不足廃止)手続
第8 破産管財手続の終了と免責調査