法律事務職員応用研修テキスト 2~不動産競売、その他の民事執行~

2016年2月1日

当協会では、2014年度に「日弁連法律事務職員能力認定制度」に基づく基本研修テキストを発行いたしましたが、応用研修7科目のテキストにつきましても、2015年度よりテーマごとに分冊で順次刊行することとなっています。本書はこの応用研修テキストの第2弾で、能力認定制度応用研修「不動産競売、その他の民事執行」のテキストとして編集され、不動産競売手続を中心に、その他の民事執行として、自動車競売、動産執行、不動産明渡し、建物収去土地明渡しの代替執行、間接強制、財産開示手続等について解説をしております。
本シリーズでは、基本研修テキスト同様、日弁連の講義要項に沿って解説をし、根拠となる条文を引用するなど、日弁連能力認定制度の研修や試験の参考図書として作成しておりますが、同時に事務職員の実務に直接役立つことを念頭に置き、Q&Aの形式で疑問に答えつつ、使用頻度の高い書式や実務的な注意点を掲載しております。
日弁連能力認定研修の受講者はもちろん、受講していない法律事務職員の皆様にも、独立した実務書としてご活用いただけることと思います。書籍イメージ 法律事務職員応用研修テキスト 2
編著  日本弁護士補助職協会「研修テキスト編集委員会」
監修  弁護士 秋山 清人 弁護士 石井 誠
判型  A5版144ページ
発売年 2016年12月20日
定価  1350円(税込) 目次
第1章 民事執行概説
第1 民事執行の全体像
第2 民事執行の種類
第3 民事執行の対象による区別と法令
第4 執行機関
第2章 不動産競売
第1 不動産競売概説
第2 不動産競売申立て
第3 特殊な事案
第4 配当要求
第5 売却のための準備手続
第6 売却手続
第7 競売手続の停止(取消)、延期及び取下げ
第8 配当手続
第9 引渡命令
第3章 その他の民事執行
第1 自動車競売
第2 動産執行
第3 不動産明渡しの執行
第4 代替執行
第5 間接強制
第6 財産開示