説明
私たち法律事務職員にとって、訴状提出時の訴額算定と管轄の確認は、日々悩まされる実務の一つです。参考になる解説書が少ない上、その理屈を実際の事案に当てはめて考えるのは、事務職員にとっては、結構大変です。本書は、法律事務職員が、提出する訴状を手にしつつ、その記載内容に即して訴額や管轄を確認しやすいよう、具体的な事例や「請求の趣旨」を例示しつつ、訴額算定の考え方や管轄を解説しています。
多くの法律事務職員の悩みを解決するために、ベテラン事務職員が執筆・編集を担当し、弁護士の監修のもと完成させた、まさに法律事務職員必携の実務書です。